産婦人科

月経異常

「生理不順」はタイプが様々ですが、不順の原因の殆どがホルモン分泌のアンバランスにあります。

・期間が長過ぎる、短過ぎる
・周期が長過ぎる、短過ぎる
・周期がバラバラ

生理不順の原因として、卵巣の発達が遅かったり、卵巣や子宮に何らかのトラブルがあったり、または過激なダイエットが原因となる場合もありますが、精神的なストレスがかなりのケースで絡んでいます。
卵巣はストレスの影響を受けやすい臓器で、環境の変化や職場ストレス等、多々のストレスがホルモン分泌に影響を与え、排卵を抑制し不妊や生理不順を引き起こしてしまいます。
生理周期が多少ずれていても、毎回排卵が起きていれば心配はいりません。
もし排卵が起きていない場合は、将来の不妊や更年期症状が早く出たり、閉経が早まり色々なリスクが出てくるので早期受診をおすすめします。
心の問題や食生活も絡んでいるケースも多々ありますので、早めの受診をおすすめします。

・稀発月経(39日以上間があく)
一般的周期は25~38日
・頓発月経(生理の周期24日以下)
黄体ホルモン機能不全や卵巣の働きの低下、ストレス等
・過長月経(生理の期間が8日以上続く状態)
原因:ホルモンバランスの乱れ、視床下部・脳下垂体・卵巣などのトラブル
黄体機能不全
・過多月経(出血量が増える、経血にレバー状の塊が混じったり、生理痛がひどい)
原因:子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜炎、子宮がん、ポリープ
・過少月経(経血量が少なく、殆ど出血が無いまま生理が終わる状態)
原因:女性ホルモンの低下、子宮自体の発育不全、甲状腺機能異常、無排卵月経

上記の症状に思い当たる場合は受診をおすすめします。
基礎体温表をお持ちいただくと診断がスムーズに行えますので、出来ればお持ち下さい。(アプリも可)

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